待ちに待った定年、40年近くの宮仕えから解放され、明日から何をやるにも自分の自由。夢のような話です。久しぶりに小学生時代の夏休みが来たような感じかな。
しかし、何か小学生時代のウキウキした感じとはちょっと違うのです。
何をやっても自由だけれど、平日の昼に自宅から意気揚々と外に出たところで、なぜか人目が気になる。あの人、平日の昼から仕事もせずうろうろしているけどといった他人の囁きが聞こえてきそうな感じがするのです。
なかなか自由人になるのも大変なことを少しずつ体験していくのです。
また、小学生の時の夏休みはお金の心配はしたような記憶がありません。まあ小遣いの範囲で遊ぼうとか、最後は親が何とかしてくれると気楽なものでした。
しかし、定年後の人生経験豊かな人はどうしても、自分の懐具合がいつも心配。こんなに使って大丈夫なのかなとか、あと20~30年持つのだろうかと。
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